離婚時の財産分与のために、今住んでいる「住宅ローンがある一戸建ての不動産価値」がどのくらいなのかを調べてみることにしました。
財産分与とは
財産分与と言っても、安月給の夫の稼ぎでは生活できてなかったので、貯金もないし、ローンありの今住んでいる一戸建てがあるだけ。
生命保険と年金と退職金に関しては、実際にどれだけ取れるのかが全くわからないので、まずは「もう住まないからいらない。」と言った住宅ローンありの一戸建ての価値を調べてみることにしました。
まぁ、調べなくても「不動産価値よりも住宅ローンの方が多い、オーバーローン」ということは予想がついていますが、一応ちゃんと調べた方がいいらしいので、ざっくり調べることにしました。
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住宅ローンの残高を調べる
住宅ローンの残高は、借入した金融機関に問い合わせることで確認することができます。
私の場合、調べようかな?と思っていたところに「返済予定明細」が金融機関から届き、それに残高が書いてあったので調べる手間が省けました。
不動産の価値を調べる
不動産の価値を調べるには、不動産屋さんに電話依頼して、自宅にきてもらって・・・と思っていましたが、イマドキはネットで全部できちゃいます。それも無料で!
不動産売却査定サイトのスマイスターで、調べてみました。
- 複数の不動産査定を比較できる(最大6社)
- 不動産査定見積もりがネットからできる(最短45秒)
- 誰にも知られずこっそりできる
- 無料でできる
やり方はとても簡単で、HPの指示どおり進んでいけば数分(さすがに45秒ではなかったけど。)で査定依頼完了です。
建物面積と土地面積がどのくらいだったかな?と迷ったけど「だいたいで結構です。」と書いてあったので、だいたいで入力しました。
そして、依頼の理由の中に「離婚」「財産分与」もあったので、「離婚で査定依頼する人もいるってことか」・・・と、なんとなく安心しました。
不動産の査定結果は、依頼した不動産業者から個々に連絡があるようです。
「最短45秒 無料査定」と書いてあったので、査定結果が45秒後にわかるのかと思ったけど、そうではありませんでした。(普通に考えれば当たり前ですね。)
45秒くらいの簡単な情報入力で、不動産の査定ができますよ。って意味です。(お間違えのないように。)
不動産価値を知った上でどうするか?
- 不動産の価格が住宅ローンの残額より大きい状態 → アンダーローン
- 住宅ローンの残額が不動産の価格より大きい状態 → オーバーローン
アンダーローンの場合は、住宅ローンの残額よりも不動産価値の方が高いので「財産」としての価値あり。原則として不動産の価格から住宅ローンの残高を差し引いた金額を二人で半分にわけることになります。
オーバーローンの場合は売却してもマイナスになるので、財産としての価値はなく、わけるにもわけられないので、通常は名義人(夫)のものになります。(弁護士談)
財産としての価値がないので、どちらのものにしてもOKらしいですが、結局、名義人の変更や住宅ローンの返済どうするかで、話し合いが必要になります。
但し、私の場合は、夫が「家はいらない。住宅ローンは末っ子が20歳になるまで払う。」と言っているので、その通りにしてもらう予定です。
・・・が、嘘つき不倫夫の言葉など信用できません。
不動産価値を調べたのは、本当にオーバーローンであることを証明するため。
もしかしたら、不動産としての価値があったかも?とか、後から文句を言われないための予防線です。ちゃんと調べて証拠を残しておきたかったからです。
まとめ
二人で購入した一戸建て、住宅ローンを払うために必死で節約した努力も、家族で過ごした楽しい思い出も、悲しいかな資産価値としては0円です。
- 財産分与としての価値があるのか、ないのか?
- 売るのか、売らないのか?
- 夫が住むのか、妻が住むのか?
- ローンは誰が払うのか?
そんなこんなを話し合うためにも、「この家、いくらなの?」を正確に知らないと話が始まらないです。
離婚は夫婦で話し合うこと、決めることがたくさんあり、つい面倒臭いことは後回しになってしまいますが、離婚後の生活のために「取れるものは取る」「感情より証拠」と肝に銘じて行動しています。
「売却しても、〇〇万円の赤字」「売却すれば、〇〇円の黒字」と具体的数字が出た方が、人は納得しやすいはずです。
離婚調停や公正証書を作る場合にも、ある程度正確な不動産価値が必要になると思うのでネットで無料でできる不動産査定をしてみました。
不動産査定の結果がでたら、また報告します。
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財産分与のために不動産売却査定サイトで不動産価値を調べた結果